左三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷で離脱している巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手が1日、ジャイアンツ球場で行われた故障班の練習に参加した。
室内練習場ではトレーナーを相手に、負傷後初めてフリー打撃を実施。
今季は3月の2軍・阪神戦(Gタウン)で左手有鉤(ゆうこう)骨を骨折。2か月半のリハビリを経て、5月20日のイースタン・楽天戦(森林どり泉)で実戦復帰後は2軍で主に「1番・遊撃」で起用され、36試合に出場して打率3割0分6厘、1本塁打、11打点の成績を残しフレッシュオールスターゲームにも選出されていたが、ケガのため辞退。患部の状態を確認しながら、慎重にリハビリを進めてきた。「スイングスピードとか打球速度がケガする前に戻ってきたらいけるかな」。復帰に向けて、徐々に強度を上げていく。