◆パ・リーグ 西武―ロッテ(1日・ベルーナドーム)

 節目の数字をタイムリーで飾った。2点をリードした2回1死満塁。

西武・西川愛也外野手はロッテ・小島が投じた146キロの速球を逆らわずに強いゴロで三遊間へ運んだ。貴重な追加点となる適時打に「うしろにつなぐ気持ちで打ちました」と振り返った。

 区切りの数字に達した。この安打が今季100安打目。最多は昨季の71安打。8年目でようやく3ケタに乗せることができた。試合前は「1打席目に出したいですけど、通過点にできるよう頑張ります」と意気込みを披露していた。今季は1番打者に定着し、安打数はネビンに次いでチーム2番目。得点源になっている。

 四球で出塁した初回は二盗、三盗を決めて次打者・長谷川の二ゴロの間に先制のホームを踏んだ。走って打って13連敗中だった天敵のロッテ・小島を攻略。8月攻勢へ、元気な1番打者が帰ってきた。

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