◆パ・リーグ オリックス4×―2日本ハム(1日・京セラドーム大阪)

 オリックスが今季8度目のサヨナラ勝ちを収め、6連敗から1か月ぶりの3連勝を飾った。2点を追う9回に杉本の左前打で1点差に迫り、1死二、三塁から頓宮が9号3ラン。

プロ7年目で初のサヨナラ弾(サヨナラ打は3度目)を放った。8回からの2イニングを無失点で粘ったドラフト6位・片山がプロ初勝利。2位の日本ハムとのゲーム差を5・5に縮め、岸田監督は「すごかったですね、みんな」と大きな目を丸くし、全員の頑張りを称賛した。

 「完璧でしたね」と絶妙な犠打でサヨナラのお膳立てをしたベテラン・西野の仕事も評価。得点源でもある太田はコンディション不良で欠場となったが「疲れもあるので。大丈夫です」と軽症を強調した。2日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)はコンディション不良が回復した曽谷が先発し、この日から再合流したオリバレスも出場選手登録される見通し。「あしたもやってくれると思います」と再浮上へ期待を込めた。

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