◆パ・リーグ ソフトバンク―楽天(2日・みずほペイペイ)
ソフトバンク・小久保裕紀監督は試合前に報道陣の囲み取材に対応。前カードの日本ハムとの首位攻防3連戦の細かなベンチワークなどを振り返った。
自ら切り出したのが、1日の楽天戦に「9番・遊撃」で先発出場した庄子雄大内野手の途中交代について。神奈川大からドラフト2位で入団したルーキーは二塁打で出塁した6回2死一、二塁の二塁走者で、近藤の打席でけん制死。7回表の守備から交代し、試合後は「プロの厳しさ、怖さを学んでほしい」と指摘された。だが、7回から守備固めで交代は打席に立つ前から決まっていたという。
「懲罰交代ではない。そう見えるでしょうけど、もともと(7回の守備から)野村勇を準備していた」と説明。庄子は6回に余裕のある状況でワンバウンド送球しており、守備の不安を露呈。「あの守備じゃ、なかなか。(ペナントレースを独走した)去年なら我慢したかもしれないけど、今年はちょっとそういう状況ではない。(庄子は)危機感を持った方がいい。ドラフト2位で入って。高卒じゃないんで、大卒なんで」と話した。