◆米大リーグ マーリンズ13×―12ヤンキース(1日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 ヤンキースが1日(日本時間2日)、駆け込みトレードで獲得した4選手が期待を裏切る失態で6点差を守れず、敵地のマーリンズ戦で逆転サヨナラ負け。連勝が3で止まった。

 試合は5回表の段階でヤンキースが6―0と大量リードしていたが、その裏4点を許し2点差。7回に再びヤンキースがボルピの17号などで3点を挙げて5点差を付け、ここでマウンドに上がったのが駆け込みトレードでロッキーズから獲得したバード。2安打1四球で招いた1死満塁でオールスター戦にも出場したストワーズの24号満塁本塁打を浴びた。

 ここでヤンキースは、同じく7月末に獲得したパイレーツの守護神だったベドナーを起用したが、新人サノヤに3号同点ソロ、その後も3連打され一挙6失点で逆転された。

 ヤンキースは8、9回に3点を挙げ再逆転。ところが、9回裏ジャイアンツの守護神だったドバルが1死一、二塁からエドワーズに右前安打を許すと、レイズから補強したカバジェロが後逸し2者生還。最後はラミレスの本塁前の打球を捕手ウェルズがファンブルしてサヨナラ負けした。

 ヤンキースが敵地で12得点しながら敗れたのは、1940年7月24日ブラウンズ(現オリオールズ)戦以来85年ぶり。

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