◆パ・リーグ 西武―ロッテ(2日・ベルーナドーム)

 ロッテの23年ドラフト1位・上田希由翔内野手がプロ初本塁打を放った。

 1点を追う4回1死一塁、西武の先発・与座が投じた真ん中低めへの131キロの直球を思い切りすくい上げると、打球は右中間の客席へ伸びていった。

「打った瞬間は入ると思わなかったですが、歓声で入ったのがわかりました。いい形で打つことができてよかったです」と振り返った。

 7月17日のソフトバンク戦(北九州)では6回無死一塁で右翼席にアーチをかけたが、降雨コールドゲームとなって本塁打が幻に。初本塁打が取り消されたのは史上3人目の“悲劇”となったが、「まあでも記憶に残ったからいいんじゃないですか?」と話していた。今回は正真正銘のプロ初本塁打となって、しっかりと記憶に残った。 

編集部おすすめ