◆JERAセ・リーグ ヤクルト1―5阪神(2日・神宮)

 阪神が連勝だ。貯金は今季最多を更新する23。

2位とのゲーム差を今季最大の12・5に広げた。

 まさに虎花火大会だ。球団3年ぶりの1試合4発。その中心にいたのが小幡だ。2回1死、バックスクリーン左へ4号ソロ。4回1死ではまるでリプレー映像のようにほぼ同じ所に2打席連続弾。昨季まで通算2本塁打の24歳が、ここ8戦で5発だ。

 2回には高卒5年目・高寺も今季2号ソロ。4回に佐藤輝もキング独走の27号ソロが生まれた。阪神の1試合4本塁打以上は22年5月18日・ヤクルト戦(神宮)以来。5回裏終了時に上がった神宮名物の花火300発を前に、猛虎打線が4発の“前座”で夜空を彩った。

 さらに8回には大山の適時打で追加点を挙げた。

 先発・才木は6回2安打1失点で9勝目。湯浅、ドリス、桐敷のリレーでリードを守り切った。

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