◆米大リーグ レイズ―ドジャース(2日、米フロリダ州タンパ=スタインブレナーフィールド)
ドジャースのロバーツ監督が2日(日本時間3日)の試合前に取材に応じ、今後は大谷翔平投手(31)が登板する試合では第2先発を用意する“ピギーバック起用”をしない方針を示した。大谷は次回登板以降、4イニングを投げる見込みで、本格的な先発復帰に向けて前進。
大谷は前回7月30日(同31日)の敵地・レッズ戦では今季7度目の登板で、最長となる4回の見込みだったが、3回0/3で「右でん部のけいれん」で緊急降板。だが、大事には至らず、指揮官は次回も予定通りに中6日で6日(同7日)の本拠地・カージナルス戦で4イニングを投げることを明かしていた。
序盤から故障者が続出した投手陣だったが、スネル、グラスノーが復帰するなど、先発ローテーションの完全復活に向けて、めどが立ってきた。指揮官は「明日はヤマ(山本)が登板する。今の状況にはとても満足。毎試合『今日の先発ならいける』という感覚を持てることは、チームにとって非常にポジティブな精神状態をもたらします」と、万全な状態がもたらす効果を指摘した。