◆米大リーグ レイズ4―0ドジャース(2日、米フロリダ州タンパ=スタインブレナー・フィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)は2日(日本時間3日)、敵地・レイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打、3三振で、チームは零敗を喫した。

 相手先発右腕ラスムセンは試合前時点での通算の対戦成績が3打数無安打2三振。

初回1死で迎えた1打席目は96・5マイル(約155・3キロ)の直球に空振り三振に倒れると、4回1死での2打席目は内角低めのカットボールにバットが空を切り、前日から4打席連続三振。チーム111試合で134三振は、自己ワーストとなる21年の189三振を上回る年195・6三振ペースとなった。

 だが、0―3の4回1死一塁で迎えた3打席目に右前打を放った。95・6マイル(約153・9キロ)の内角低めツーシームを捉え、打球速度105・4マイル(約169・6キロ)の強烈な当たりが右前に駆け抜けた。敵地に集まったドジャースファンからは大きな歓声が上がった。

 投げては先発のスネルが4月2日の本拠地ブレーブス戦以来、122日ぶりの復帰登板を果たした。5回86球を投げて5安打、初回先頭弾を含む2被弾3失点、8奪三振と粘りの投球を見せたが、打線から援護をもらえず、今季2勝目はお預けとなった。

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