◆米大リーグ レイズ4―0ドジャース(2日、米フロリダ州タンパ=スタインブレナー・フィールド)

 ドジャースのロバーツ監督が試合後に取材に応じ、急増するチームの三振数に言及した。直近5戦で計61三振。

指揮官は「正確にいつからかはわかりませんが、ここ2~4週間くらいで顕著。もっとスイングをコンパクトにして、2ストライク時のアプローチをしっかり持つべき。とにかく、ボールにバットを当てて、何かを起こさないと。最近の三振率を見れば、明らかに高いです。改善が必要」と苦言を呈した。

 「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手も0―4で迎えた9回先頭の4打席目に、この日3個目となる空振り三振に倒れた。チーム111試合で135三振は、自己ワーストとなる21年の189三振を上回る年197三振ペース。ロバーツ監督は、相手の4番手右腕・フェアバンクスの投球に触れつつ、「(フェアバンクスの)球速が非常に早かった。そして翔平は、フルカウントからゾーンの上の変化球を振ってしまったかもしれません」と分析した。

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