◆米大リーグ マーリンズ7―3ヤンキース(3日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)
マーリンズが3日(日本時間4日)、本拠のヤンキース戦に7―3で快勝し、3連戦スイープで通算成績を55勝55敗の勝率5割とした。
1日(同2日)のヤンキース戦に13―12での逆転サヨナラで勢いづいたマーリンズは、2日(同3日)が2―0の完封。
マーリンズは開幕から低迷6月11日時点では25勝41敗と最大借金16もあった。しかし6月下旬からの8連勝で波に乗り、7月15勝10敗で一気に浮上してきた。球団史上初のヤンキース戦スイープとなった。試合後の球場では、ヤ軍の宿敵レッドソックスのアンセム「スイートキャロライン」が流された。
米全国紙USAトゥデーのB・ナイチンゲール記者は「マイアミでの週末、3日間で10万1545人という記録的な観衆が、マーリンズがヤンキースをスイープするのを見届けた。マッカロー監督はマーフィー監督(ブルワーズ)と並んで年間最優秀監督の最有力候補だ」とX(旧ツイッター)にポスト。昨季まではドジャースの一塁コーチで大谷翔平と頭をぶつけ合う“ヘッドバンプ”で知られた1年目監督が、早速手腕を発揮している。