◆イースタン・リーグ 巨人1―4西武(15日・Gタウン)
「4番・一塁」で先発出場した巨人の岡本和真内野手が、左肘じん帯損傷から実戦復帰後初のマルチ安打をマーク。復帰後初めて一塁守備に就き、状態の良さをアピールした。
1点を追う初回1死一、二塁の好機で、カウント2―2から西武の先発・佐藤爽が投じた120キロのチェンジアップを左前へはじき返す同点適時打。6回先頭の第3打席では、カウント3―2から2番手・ボーの148キロ直球を強振。強烈な打球はあっという間に中前へ。「初めの頃よりは試合勘も戻ってきた」と納得の表情を見せた。
桑田真澄2軍監督は「守備もやってみて問題なかった。一通りやることは全部できた」と順調な回復ぶりに太鼓判を押した。