◆JERAセ・リーグ 中日3―4DeNA=延長10回=(15日・バンテリンD)
DeNAの山本祐大捕手が4安打3打点と大暴れし、シーソーゲームに終止符を打った。
まずは1―2の5回に1号ソロで同点、そして2―2の8回2死三塁では中前適時打で一時勝ち越しに成功した。
こん身のガッツポーズで喜んだヒーローは「この時期は自分の結果も大事ですけど、勝つためにみんなやっているので。勝てて良かった」と安どの表情。オールスター期間、ドラフト5位の田内(おかやま山陽)に「強く振りたくならないの?」と尋ねたところ「強く振りたくなりますけど、それじゃ打てません」と返されたことが転機となったと明かし「グサッときた。本当その通り。強く振れているイコール打てる可能性があると思っていたので。その通りだなと思った。田内のおかげです」と後輩に感謝した。