メジャーでは初の黒人選手、ジャッキー・ロビンソンがつけたことで全球団で永久欠番となっている「42」。4月15日には全選手がこの番号でプレーするなど、MLBでは栄光の数字といえる。

日本では、外国人選手が多くつけている。

 14人の助っ人の中で、印象に残る選手を挙げるとすればマーク・クルーンだろう。

 横浜で3年間プレーした後、08年に入団。同年6月1日のソフトバンク戦(ヤフーD)では当時のプロ野球記録となる162キロを計測するなど、異次元のスピードを武器に抑えを全うし優勝に貢献。41セーブを挙げ、93年の石毛博史以来15年ぶりの最多セーブ賞を獲得した。

 09年も27セーブで、2年連続胴上げ投手に。日本ハムとの日本シリーズでも第1、3、6戦にセーブを飾り7年ぶりの日本一の立役者となった。3年間で通算159試合で93セーブ(横浜と合わせて177)は、517試合で達成した角三男(現・盈男)と並ぶ球団の最多記録だ。

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