◆第16回全国高等学校女子硬式野球ユース大会第3日 ▽2回戦 福知山成美13―5岐阜第一=5回コールド=(20日、岐阜県・河上薬品スタジアム)

 女子高校野球の、3年生が引退した新チームによる全国大会2回戦が行われ、2日に甲子園で行われた選手権大会決勝で対戦した福知山成美(京都)と岐阜第一(岐阜)が激突。福知山が逆転で2週間半前に続いて連勝した。

 福知山成美が10―1の大差で11年ぶり2度目の優勝を決めた2日の決勝から2週間半。2年生チームの“再戦”は、決勝に登板した福知山・真田まりやと岐阜第一・松井澪の投げ合いとなった。初回、岐阜第一は松岡莉音の適時打で先取点を挙げたが、3回に福知山が反撃。決勝でマスクをかぶった浮ヶ谷千夏、古川緒望の連続適時打で3点と逆転に成功すると、4回には木下璃子のランニング本塁打などが飛び出し一挙6点。その後も点数を加えた。岐阜第一も9安打5得点と粘りをみせたが、決勝でも15安打を見せつけられた福知山の強力打線は新チームになっても変わらず及ばなかった。

 この大会では春の選抜大会で優勝した強豪の神戸弘陵(兵庫)や、全国制覇している開志学園(新潟)、横浜隼人(神奈川)が初戦で敗退するなど、波乱が続いている。決勝は27日に行われる。

編集部おすすめ