◆JERA セ・リーグ DeNA―広島(20日・横浜)
DeNAの森原康平投手(33)が20日、出場登録日数が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格条件を満たした。
森原は球団を通して「日頃より温かいご声援をいただき、本当にありがとうございます。
森原は広島・山陽高、近畿大工学部、新日鉄住金広畑を経て16年ドラフト5位で楽天に入団。1年目のルーキーイヤーだった17年は25歳だったが、開幕1軍に入ると、開幕から10登板連続で無失点をマークするなど貴重な救援の1人としてフル回転した。1年目は42登板で2勝4敗、13ホールドで防御率4・81。19年には自己最多の64試合に登板して4勝2敗、29ホールド、防御率1・97の好成績をマークした。
6年目の22年は1月に右肘のクリーニング手術を受けたことで出遅れ、7月に初登板を果たしたが、シーズン途中に伊藤裕季也内野手とのトレードでDeNAに移籍した。23年は7月途中から抑えを任されて46登板で17セーブ、10ホールドをマークすると、24年は58登板で2勝6敗29セーブ、11ホールド、防御率2・41をマーク。日本シリーズでも試合を締めくくって日本一の胴上げ投手にもなってオフの契約更改では、年俸が自己最高の1億円の大台にも達した。
今季はここまで、抑えの座は入江に譲っているが、16登板で0勝2敗、3ホールド、防御率2・93。通算で303試合に登板して12勝19敗、50セーブ、73ホールド、防御率3・23をマークしている。