◆JERA セ・リーグ DeNA―広島(20日・横浜)

 21日の予告先発が20日発表され、DeNAはトレバー・バウアー投手(34)が先発する。

 バウアーは5日の広島戦(横浜)で先発して6回110球を投げ、8安打4失点で勝敗がつかず。

当初は中4日で10日の巨人戦(横浜)に先発する予定だったが、腰の違和感のため先発を回避して登録抹消になった。腰の状態は順調に上向いて、19日から1軍に合流していた。

 バウアーは自身の状態について「今日は状態がいい。明日、そういった症状が出ないといいなと思っている。岡山での登板(倉敷での5月27日阪神戦)の時に初めて試合中になって、そこからずっと付き合っているような状態。これがいかに起きないかを考えて準備してきた」と説明。三浦監督は「(状態は)少しずつ上がっています」と期待をこめていた。

 レッズに所属していた20年にはサイ・ヤング賞にも輝いた右腕。23年には19登板で10勝4敗、防御率2・76と格の違いを見せつけたが、2年ぶりにDeNAに復帰した今季はここまで23年と同じ19試合に登板したが4勝9敗、防御率4・20と苦しんでいる。白星を挙げたのは6月6日の日本ハム戦(横浜)が最後で2か月以上白星から遠ざかり、8登板連続勝ちなしの自身6連敗中。チームもCSを争う3位という立場とあって「やっぱり勝つこと。チームとして勝たなければいけない状況なので。

自分自身としてもこの3か月ぐらい勝ちがついていない状況なので。とにかく勝つことを一番大事にしたい」と気合を入れていた。

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