巨人の田中将大投手(36)が、21日のヤクルト戦(神宮)で日米通算199勝目を目指して先発する。1軍再昇格後、先発は3度目。
神宮での登板は楽天時代の2008年5月25日のヤクルト戦以来、6297日ぶり2度目だ。17年前は7回2失点で白星を挙げた。狭い球場で当然、一発も警戒しなければならないが、今季はここまで被弾ゼロ。「あんまり考えすぎるとピッチングが窮屈になるので、しっかりと一球一球、自分の意図を持って、ベストのボールを投げ続けていく、それが一番大事だと思います」と自然体で臨むことを誓った。
20日は、敵地でキャッチボールなどで最終調整した背番号11。「先発ピッチャーはゲームの入りは、やっぱりすごい難しいと思う。ただ、その中でどれだけしっかり抑えていけるかどうかだと思うので。自分のやることやること、その日その日、しっかり考えてマウンドに立っているので、それが大事かなと思います」。現状の最大限の力をマウンドでぶつけていく。