◆JERAセ・リーグ 阪神1―2中日(20日・京セラドーム大阪)
セ・リーグ首位を独走する阪神が中日に敗れ、連勝は「3」で止まった。これで、今季の井上竜とは8勝9敗。
先発のドラフト1位・伊原(NTT西日本)は6回7安打2失点で自身5連敗の今季6敗目。初回に4本の長短打を浴びるなど2点を先制されたが、2回以降は走者を背負いながらも粘りの投球で点を与えなかった。プロ入り自己最多111球の力投を「ゲームの入りに全力でいこうとボールが高くなってしまったり、ゾーンに残ったボールを拾われてしまい先制を許してしまいました。低いとろにしっかり集めて打たせて取ることを意識することで、2回以降はリズムが出てきたと思います。初回の失点から切り替えて投球できたところは良かったと思います」と振り返った。
攻撃陣は2点を追う3回に先頭・熊谷が左前打で出塁。その後2死二塁となって、中野が1点差に迫る左前適時打。「早めに1点をかえしたいと思っていました。みんなでつないでつくったチャンスでしたし、ものにできて良かったです」とコメントした。だが、2点目が遠い。熊谷、中野ら複数安打を放って好機を演出したが、あと一本が出なかった。