◆JERAセ・リーグ DeNA7―4広島(20日・横浜)

 広島は序盤の大量失点が響き、再び3位DeNAと4ゲーム差に広がった。先発の大瀬良が2回に一挙5失点。

2回先頭のオースティンの内野安打の後、山本に左翼フェンス直撃の二塁打でつながれると、一気に崩れた。1死二、三塁で三森に中前への先制打。投手の東に2点二塁打を許すなど、この回だけで6安打を浴びた。19年途中から8連勝していた横浜スタジアムでは6年ぶりの黒星。今季最短の3回でマウンドを降りた。打線はファビアンの来日初の1試合5安打など11安打で4点を返したが、反撃は及ばなかった。

 以下は試合後の新井貴浩監督の一問一答

―大瀬良が2回に捕まった

「少しずつ甘く入ったのを逃してくれなかったという感じかな。ちょっとビッグイニングになってしまったけど、その後も攻撃陣はいい攻撃ができたと思います」

―反発力は見せた

「序盤でああいうことになっても、諦めることなく、いい攻撃はできていると思うので、そこは継続したい」

―ファビアンが5安打

「なかなか5安打はできることじゃないので。すばらしいバッティングだったと思います」

―あす以降、打順の組み替えは

「打順の組み替えは考えていないです」

―あまり動かしたくはない

「基本的には。でも、明日になったらどうなるか分からないですよ。誰が出るか分からない。まだ(スタメンは)決めていないので」

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