◆JERAセ・リーグ 阪神1―2中日(20日・京セラドーム大阪)
ベテランがまたしても連敗ストップに貢献した。中日・大野雄大投手が先発して、6回6安打1失点。
2回まで1安打と好スタートを切った。3回2死三塁から中野に、131キロのカットボールを左前に運ばれて1点を返された。だが、4番・佐藤輝を3打数無安打に抑えるなど、4回以降は要所を締めて、ゼロを並べた。
今季はここまで16度の登板で、連敗を5度止めた。京セラDで通算6戦5勝と“地の利”も生かした左腕は「(好相性の)データは強みにして(マウンドに)上がれた。投球で圧倒していたわけではないので、みんなの勝利。僕はふらふらだったので、僕の勝利じゃない。チームみんなで(連敗を)止めた勝利やと思います」と、充実感をにじませた。