◆米大リーグ フィリーズ11―2マリナーズ(20日、米ワシントンDC=ナショナルズパーク)

 フィリーズのカイル・シュワバー外野手が20日(日本時間21日)、本拠のマリナーズ戦に2試合連続の45号2ランを放って、並んでいた大谷翔平(ドジャース)を突き放した。

 犠飛と2点適時打を打っていたシュワバーはこの日6回目の打席が回ってきた。

8回2死一塁、右腕ラオの低めのスライダーをとらえ右翼席に2試合連続の45号2ラン。これで打点を109まで伸ばして独走態勢。2023、24年にマークした自己最多の104打点も塗り替えた。

 注目された47本塁打放っていたローリー(マリナーズ)との3連戦は2本塁打含む13打数6安打7打点。一方のローリーは12打数1安打で打点0。8三振とフィリーズ投手陣に抑え込まれた。

 オールスター戦本塁打競争優勝者ローリーとオールスター戦のMVPシュワバーが今季初めて対戦したが、このカードでは大きく明暗を分けた。

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