◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(20日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が20日(日本時間21日)、敵地・ロッキーズ戦のスタメンに「1番・投手」で名を連ねた。投手のみの出場を含めると、メジャー通算1000試合目の出場という節目の一戦。

2試合連発でリーグトップシュワバー(フィリーズ)に並ぶ45号、エンゼルス時代の23年8月9日(同10日)のジャイアンツ戦以来742日ぶりの白星に期待がかかる。

 試合前にドジャースは課題となっている救援陣のテコ入れを敢行。7月末のトレード期限間際にレイズから緊急補強した25歳右腕のガベースが移籍後初昇格し、23年にレッズで37セーブを挙げた実績のあるディアスはマイナーに降格となった。

 ガベースは、今季レイズでメジャーデビューして5登板で6回3分の1を投げて防御率4・26。ドジャース移籍後は傘下3Aマイナーのオクラホマシティーで5試合に登板し、8回3分の2を投げて2勝無敗、防御率2・08の好成績を残していた。メッツ守護神のエドウィン・ディアスを兄にもつディアスは、23年にレッズで37セーブを挙げた経験もあるが、5月にドジャースに加入後は9登板で1勝無敗、防御率5・00と安定感を欠いていた。

編集部おすすめ