◆秋季広島県高等学校野球大会▽地区予選2回戦 広陵23―0油木=5回コールド=(30日・広陵高校グラウンド)

 1月に起きた部内の暴力事案により、10日に夏の甲子園を途中辞退した広陵が30日、新チーム初戦に臨んだ。試合会場となった広島市内の同校グラウンドにはテレビカメラ3台など報道陣20社30名以上が駆けつけ、県高野連から「試合に関することのみの取材で」と制限があるなど、ピリピリムード。

来春センバツにつながる一戦は、油木から14安打23得点で5回コールド勝ち。OBの松本健吾監督(34)は「一生懸命に取り組み、どなたからも応援される野球部を目指す」と誓った。

 21日に当時の中井哲之監督(63)と、息子の惇一部長(30)が退任。1、2年生全部員に実施したアンケートで暴力、いじめの問題がないことを確認したとし、県高野連に秋季大会出場が認められた。曽根丈一郎主将(2年)は「一個ずつ勝っていき、日本一という目標を持ってやっていく」ときっぱり。騒動がおさまらないなかで、新たなシーズンが始まった。

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