◆米大リーグ ロッキーズ6×―5カブス(31日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 カブス・鈴木誠也外野手(31)が8月31日(日本時間9月1日)、敵地・ロッキーズ戦に「3番・指名打者」でフル出場し、4打数1安打2打点だったが、カブスはサヨナラ負けを喫して連勝が「2」で止まった。

 両軍無得点、初回1死二塁の誠也の1打席目は、先発右腕・ゴードンの前に2球で追い込まれ、7球目まで粘ったが空振り三振。

3回2死一、二塁で迎えた2打席目は、ゴードンの初球の直球をはじき返すと、右中間への2点適時二塁打となって先取点をたたき出した。8月22日(同23日)の敵地・エンゼルス戦以来、出場した試合では7試合ぶりの打点。シーズン89打点となり、この時点でリーグ4位となった。大きく盛り上がる本拠地の大歓声に、右手を挙げてガッツポーズを作った。

 3、4回に2点ずつを失って逆転され、2点を追う6回無死一塁の3打席目は、見逃し三振。4打席目の3点を追う8回無死一、二塁のチャンスでは、3番手左腕・ペラルタと対戦し、右直に倒れたが、続くハップが18号3ランを放って追いついた。だが、同点の9回に1死から元エンゼルスのモニアクにサヨナラ適時三塁打を浴びた。

 誠也は後半戦になってなかなか調子が上がらず、8月27日(同28日)の敵地・ジャイアンツ戦終了後には打率も2割4分3厘にまで下がった。同28日(同29日)を休養のために欠場すると、29日(同30日)の敵地・ロッキーズ戦で2安打、前日30日(同31日)の同カードでも2安打と2戦連続マルチ安打。本塁打は8月6日(同7日)の本拠地・レッズ戦で27号を放ってから、22試合連続で出ていない。

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