◆米大リーグ レイズ―マリナーズ(2日、米フロリダ州タンパ=ジョージスタインブレナーフィールド)
マリナーズのカル・ローリー捕手が2日(日本時間3日)、敵地のレイズ戦に「2番・捕手」でスタメン出場し、7試合ぶりの51号本塁打を放った。
0―2で迎えた4回先頭打者として右腕ラスムッセンのフルカウントからの9球目の高めの直球をとらえた。
ローリーは現地8月24日のアスレチックス戦で48、49号を連発。捕手によるメジャー史上最多本塁打を達成。25日には50号一番乗りしてスイッチヒッターでは1961年のM・マントル(ヤンキース=54本)以来2人目の大台に乗せた。
また、マスクをかぶった捕手出場試合での本塁打は41本目(DH10本)。捕手出場での最多は2003年のハビー・ロペス(ブレーブス)の最多記録42本にあと1本と迫っている。
米大リーグ公式サイトのMVP予想投票でも今回初めてジャッジ(ヤンキース)を抜いてトップに浮上しており、チームのポストシーズン進出目指して打ちまくれば、初受賞も夢ではない。