バレーボール女子 世界選手権(7日、タイ・バンコク)

 3位決定戦が行われ、世界ランク5位の日本は同2位のブラジルに2―3で敗れ、4位だった。2010年大会の銅以来、15年ぶりのメダルには一歩届かなかった。

 新エースの佐藤淑乃はチーム最多34得点と大活躍。試合後には悔しさから大粒の涙を流した。佐藤の一問一答は以下の通り。

 ―激闘を振り返って。

 「最後の1点を取りきる力っていうのが少しまだ足りない部分だと思いますし、でもチームが始まって1年目で自分にとってもたくさんの経験をさせていただいたシーズンはすごく充実していましたし、今日の試合も楽しくできました。でも最後勝ちきることができないところが今のチームの弱さだと思うので、そこに向き合ってもう一回みんなで成長して戻ってきたいと思います」

 ―前日の悔しさからの切り替え。

 「ただメダルが取りたい気持ちでみんなが戦って、世界大会でメダルを取る経験をするっていうことが大事だと思うので、そこにフォーカスしました」

 ―第3Sから大活躍。

 「今シーズン始まってからの最後の集大成っていう気持ちで、100%全て出そうっていう気持ちで入りました」

 ―決めきる気持ちが表情に出ていた。

 「今日の試合も今までの試合も周りの選手に頼っている場面が多かったので、みんなを助けられる、そんな1点を取り続けたいっていう気持ちで打ち続けました」

 ―代表活動について。

 「こうやって世界を相手に色んな経験できたことがすごく楽しかったです。このチームがすごく大好きだったのですごい楽しかったです」

 ―今後に向けて。

 すごく充実した一年でしたし、色んな経験ができた一年でしたオリンピックまで来年はアジア選手権でオリンピック出場権がかかってくる試合があるので、そこに向けて自分が何段階も成長して迎えられるように頑張りたいです」

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