◆第76回チャレンジC・G3(9月13日、阪神競馬場・芝2000メートル)

 オールナット(牡4歳、栗東・高野友和厩舎、父サトノダイヤモンド)は当初、札幌記念を目指していたが賞金面で除外。結局、栗東に戻ってきたが、活気あふれる動きを見せている。

「動きは相変わらずいいし、態勢は整っていると思っている」と、高野調教師は手応えを口にする。

 今回は今週から短期免許で来日するジョアン・モレイラ騎手=ブラジル=が手綱を執る。今春、わずか9日間の騎乗でG1・3勝を含む23勝と勝ちまくった鞍上との新コンビは頼もしい。

 「だいぶメンタルが成長してきました。この馬の本質であろう距離を延ばしたところで本領を発揮するはず」とトレーナー。姉にG1・2勝馬のショウナンパンドラを持つ良血馬で、翌日のローズSに出走するチェルビアットとの同一週きょうだい重賞Vもかかる一戦となる。

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