◆JERAセ・リーグ 広島―中日(13日・マツダスタジアム)

 広島・新井貴浩監督が今季限りで現役を引退する中日・中田翔内野手をねぎらった。今季最後の対戦のため、中田はチームに合流。

出場はしないが、関係者にあいさつし、ファンに打撃練習を披露した。グラウンドに出ると、真っ先に新井監督の元へ。コイの指揮官はがっちりと握手をかわした。

 「濃い野球人生だったな、という話をしました」と新井監督。年齢は離れているが、活躍した時期も重なっており、オフには広島で一緒にトレーニングを行っていた。「(中田が)ガリガリの時から見ていたから。本当によくトレーニングをしていた。シャイだから、あまりやっているところは見せたがらないけど」と回想。16年の日本シリーズでは両軍の4番として対戦しており「勝負強い、強さを感じるバッターだった。残した成績もすばらしいけど、記憶にも残る選手。チャンスでは絶対に打ってやる、なんとかするという強さのある選手」と18年間の活躍をたたえた。

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