◆米大リーグ カブス―レイズ(13日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・鈴木誠也外野手(31)が13日(日本時間14日)、本拠地・レイズ戦のスタメンを外れた。

 後半戦はなかなか調子が上がらず、8月6日(同7日)の本拠地・レッズ戦での27号から出場した試合では31試合連続で本塁打が出ていないが、5日(同6日)の本拠地・ナショナルズ戦から6試合連続で安打を放ち、8月20日(同21日)の本拠地・ブルワーズ戦から19試合連続出塁をマーク。

復調の兆しを見せていたが、前日12日(同13日)の本拠地・レイズ戦は体調不良のため13戦ぶりに欠場し、この日もスタメンを外れた。

 カブスはナ・リーグ中地区首位のブルワーズと5・5ゲーム差の地区2位。この試合を含めてレギュラーシーズンは残り15試合で、地区優勝は厳しい状況になってきたが、ワイルドカードでのポストシーズン進出は濃厚。20年以来5年ぶりで誠也と今永昇太投手(32)の日本人コンビにとっては初のポストシーズン進出が近づいている。

 この日は来場者の先着1万人に誠也のボブルヘッド人形が配布される試合。誠也への注目も集まる試合となったが、スタメンを外れることとなった。誠也は今季、ここまでチームの147試合中、140試合に出場。代打出場は1度のみで、この日が9試合目のベンチスタートとなった。

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