ナ・リーグ西地区のブルワーズが13日(日本時間14日)、ポストシーズン進出一番乗りを決めた。この日の本拠地・カージナルス戦を迎える前に、他球場の結果で進出が決まった。
今季のブルワーズは開幕からヤンキースに3タテを食らうなどまさかの4連敗発進。開幕4試合では15得点ながら失点は47と投手陣が崩壊して、開幕2戦目から3戦連続で2ケタ失点だった。
だが一気に崩れることなく立て直すと、4月中に借金を返済。6月からはさらに勢いを加速させ、6月以降の月間成績は6月16勝9敗、7月17勝7敗、8月21勝9敗と圧倒的な強さを見せて、6月以降は12日(同13日)までで59勝30敗と貯金を増やし続けた。
投手陣では先発のペラルタがリーグ最多16勝を挙げるなど先発の柱となり、プリースターの13勝、キンタナの11勝と2ケタ勝利が3人。23歳怪物新人のミジオロウスキーも6月からはローテに加わって存在感を示した。
救援でも守護神のメギルが30セーブ。ウリベが68登板で防御率1・84、アンダーソンが59登板で防御率2・78と安定感を見せた。打者でもコントレラス、イエリチと実績のある2人が核となりながら、チュラング、チョウリオら若手も成長を続けながら仕事を果たした。2ケタ盗塁が7人。チーム153盗塁はリーグ最多と足や小技も絡めた野球で快進撃を続けた。
今季はドジャースにも6戦全勝。