◆米大リーグ パドレス11―3ロッキーズ(13日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ナ・リーグ西地区2位のパドレスが13日(日本時間14日)、本拠地・ロッキーズ戦で逆転勝ちし、この時点で首位のドジャースに2・0ゲーム差に迫った。ドジャースがこの日の敵地・ジャイアンツ戦で勝つと再び2・5ゲーム差となり、負ければ1・5ゲーム差となる。

 前日12日(同13日)は地区最下位のロッキーズに敗れたパドレス。この日も1回表には先発右腕のシースが2死二塁からベックに中前適時打を浴びて先取点を許した。それでも直後に1死満塁からロレアノの中犠飛で追いつくと、2回にタティスの22号2ランで勝ち越し。その後も打線の勢いは止まらず、3回にマチャドの25号ソロ、メリルの12号ソロでリードを広げると、4回には1死満塁からマチャドの左前への2点適時打、ロレアノの2点適時二塁打で4点を奪った。

 先発のシースは6回109球を投げて、5安打1失点、6奪三振で8勝目(11敗)。タティス、マチャドという主軸にもアーチが出て、終わってみれば、投打がかみ合っての大量リードで快勝だった。8点リードの9回は、松井裕樹投手(29)が登板して締めくくった。

編集部おすすめ