阪神11R・ローズステークス・G2・馬トク激走馬=ミッキージュエリー

 未勝利、1勝、2勝クラス3連勝中のエピファネイア産駒。母に重賞2勝を挙げ、秋華賞でもアーモンドアイに続く2着に好走したミッキーチャームを持つ良血がいよいよ本格化の気配だ。

 単勝1・8倍の圧倒的支持を受けた前走の北海ハンデキャップはマイペースの逃げに持ち込み、1分45秒6のコースレコードで勝利した。3馬身半差をつけた快勝に丹内騎手は「二の脚が速くて楽にハナに。我慢が利いて、強かったです」と高い評価を与えた。

 8月21日に外厩・チャンピオンヒルズから帰厩し、直前は栗東CWコースで最後に軽く気合をつけられ4ハロン55秒3―12秒0。素早い反応が目立っていた。1週前にラスト1ハロン10秒8をすでに計時しており、ここに向けて万全の態勢を整えている。

 その1週前に騎乗し、感触を確かめた岩田望来騎手との初コンビも興味をそそる。アーモンドアイを苦しめた母譲りの先行力で重賞初Vへ―。期待高まる一戦だ。

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