卓球女子で五輪3大会連続メダリストの石川佳純さん、フェンシング女子でパリ五輪銅メダルの江村美咲、タレントの武井壮が14日、都内で行われたアシックス社主催の陸上世界選手権を記念したイベントに参加。10メートル走を体験したり、世界選手権で日本代表が着用するオフィシャルウェアやスパイクを手に取り、イベントを楽しんだ。
13日に開幕した世界選手権。3人とも熱戦を見ているという。この日朝には女子マラソンで小林香菜が7位入賞。石川さんは「活躍を見てすごく感動した」と目を輝かせた。さらに、競技引退後からランニングに取り組んでいるといい、「ハーフマラソンをやってみたい」と目標を語った。
江村は注目選手に女子やり投げの北口榛花を挙げた。昨夏のパリ五輪にもともに出場し、陸上選手では唯一親交があるという。普段は「ぱるさん」と呼び、今大会も応援に熱が入る。武井は男子棒高跳び世界記録保持者のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)に注目。「全陸上選手の中でも、人類の中でトップ。ウサイン・ボルトと同じレベルで棒高跳びを跳んでいる。皆さんも楽しんでみてもらえたら」と呼びかけた。
イベント終盤にはこれからやりたいことをシールに記載。石川さんはここでも「ハーフマラソンチャレンジ!」と掲げた。「今からトレーニングを重ねて、来年あたりにチャレンジしたい。世界陸上をテレビで見て、『すごい!』と感動したので、自分が走りたい気持ちも大きくなった」と大会初日から大きな刺激を受けた様子だった。