パ・リーグ 楽天5―1ロッテ(14日・楽天モバイル)

 楽天の浅村栄斗内野手とルーク・ボイト内野手が初のアベック弾を放ち、ロッテに勝利した。4回無死からの第2打席で浅村が小島の143キロ直球をとらえ、左翼越えに7号ソロ弾。

4回の守備で1点を返されていたため、「点を取られた後だったので打てて良かったです」と振り返った。ボイトは6回無死の第3打席で広畑の151キロ直球をバックスクリーン左に運び、2試合連続の12号ソロ弾に「ピッチャーがみんな頑張ってつないでいるので、点差を広げることができてよかったよ」と笑顔。2020年に日米でともに本塁打王を獲得したスラッガー2人が“共演”した。打線は6安打ながら5得点と効率のいい攻撃をみせた。

 先発の藤井聖投手は制球に苦しみ、5安打4四球で4回途中降板。その後は6投手の継投でしのぎ、最後は抑え役の藤平尚真投手が締めた。投打がかみ合い、チーム一丸となってCS圏内の3位・オリックスを追い上げていく。

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