パ・リーグ 楽天5―1ロッテ(14日・楽天モバイル)

 20年に日米でともに本塁打王となった楽天の大砲コンビが初のアベック弾をみせた。6番・一塁の浅村栄斗内野手が4回無死から左越えに7号ソロ。

4番・DHのルーク・ボイト内野手は6回無死から2試合連続となる11号ソロをバックスクリーン左へたたき込んだ。「ちょっと(バットの)先だったけどうまく角度がつけられたので、打った瞬間入ったなと思いました」と浅村。ボイトは「しっかりとらえて、風に乗ってくれたかなと思います」と振り返った。

 90年生まれの浅村と91年生まれのボイトと同世代の2人。「打っているのを見て頼もしいですし、すごいなと思う」(浅村)、「僕、フランコにもう1人長打を打てる選手がいると(打線に)厚みが増す。調子が上がってきているので本当に心強いなと思います」(ボイト)と、互いに認め合いながらプレーしてきた。三木監督も「打ってほしい選手、経験豊富な彼らがしっかり仕事をしてくれた」と評価。これからも勝利につながるアーチを2人で何本も放ち、自力CS進出が復活したチームを引っ張っていく。

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