【スプリンターズＳ・１週前】復活期すルガルは連覇へ着実に上昇　杉山晴調教師「去年と比べると至って順調」
坂路を馬なりで駆け上がるルガル 画像（1枚）

◆第５９回スプリンターズＳ・Ｇ１（９月２８日、中山競馬場・芝１２００メートル）１週前追い切り＝９月１８日、栗東トレセン

　連覇を狙うルガル（牡５歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ドゥラメンテ）は川田将雅騎手を背に、坂路でパドマ（４歳３勝クラス）を１馬身半追走。一杯に追われた相手の後ろでしっかりと我慢を利かせ、ゴーサインが出ると楽な手応えのまま鋭く脚を伸ばして１馬身先着した。

無理せず５１秒０―１１秒９の好時計をマーク。杉山晴調教師は「馬の後ろで折り合いを確認して、最後は外に出してという感じでした。ジョッキーはやればもっと時計は出ると言っていたし、いい印象を持ってもらえたと思います」と納得の表情を浮かべた。

　５着に敗れた４月のチェアマンズスプリントプライズ・香港Ｇ１以来、約５か月ぶりの復帰戦となるが、「去年も休養明けで半信半疑だった。それに比べると、調整は至って順調です」とトレーナー。２つ目のビッグタイトル獲得に向け、着実に状態を上げている。

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