◆世界陸上 最終日(21日、国立競技場)

 異例の生中継が決まった。TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・午前9時54分)が21日に放送され、同局の石井大裕アナウンサーが出演。

番組内で男子400メートルリレーの救済措置による南アフリカの再レースを生中継することを告知した。

 今大会の最終種目、男子400メートルリレーは20日に行われた予選2組で、レース中にイタリアとの接触で途中棄権に終わったとして、南アフリカの救済措置による再レースの実施を決定。21日午前10時33分から予選と同じメンバー4人、出走順で行われる。当初はテレビ中継の予定はなかった。

 南アフリカは38秒34以下のタイムでゴールすれば、日本など既に同日の決勝に進んだ8チームとともに決勝に出場できる。

 男子1600メートルリレー予選1組でもザンビアによる走路妨害を受けたとして、救済対象となった米国とケニアが“一騎打ち”再レースを実施。このレースも異例の生中継がされた。

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