◆世界陸上 最終日(21日、国立競技場)

 男子400メートルリレー予選の再レースが行われ、単独で走った南アフリカは、38秒64で決勝進出を逃した。

 単独走の見慣れない光景だったが、大歓声が起き、後押し。

それに応えるように激走をみせたが、プラス通過の2番目だったフランスの38秒34を満たすことはできなかった。これにより、決勝は日本を含む、8か国で争われることになった。

 異例の措置だった。20日の男子400メートルリレー(決勝進出は各組3着、4着以下はタイム上位2チームの計8チーム)の予選2組。イタリアと接触し、バトンが渡らず途中棄権した南アフリカが救済対象となり再レースが決まった。同国は予選同じ6レーンに入り、同じメンバー、走順で走った。

 男子1600メートルリレーでも20日の予選1組で、4着だったケニア、6着の米国が、ザンビアの妨害を受けたとして抗議。世界陸連は妨害したと認定し、救済対象となり、再レース(午前10時40分)を行うことを発表している。

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