◆世界陸上 最終日(21日、国立競技場)

 男子1600メートルリレー予選の再レースが行われ、米国がケニアとの一騎打ちを制し、2分58秒48のシーズンベストで決勝に進出した。

 男子400メートルリレーの再レースの直後に行われ、強豪同士のマッチレースに再び大歓声がわき起こる。

好メンバーがそろった米国が終始、リードし、そのまま逃げ切って最後の1枠をつかみ取った。

 20日の同種目1組で、4着だったケニア、6着の米国の両国が、ザンビアの妨害を受けたとして抗議。世界陸連は妨害したと認定し、救済措置の対象とし、異例の再レースを行うことを20日夜に発表していた。

 男子400メートルリレーでも20日の予選2組でイタリアと接触し、途中棄権した南アフリカが救済対象となった。同国は単独で予選と同じメンバー、走順で再レースを行い、38秒64で38秒34を満たすことができず決勝進出を逃した。

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