9月21日の阪神5R・2歳新馬(芝1800メートル=9頭立て)は、8番人気のバークシャーシチー(牡、栗東・牧田和弥厩舎、父モズアスコット)が差し切って勝利した。勝ち時計は1分47秒2(良)。
スタートは出遅れ、インの中団で追走。逃げ馬が大きくリードをとるなか、冷静に脚をためた。4角で合図を出されると、外を回ってシャープな伸び。上がり最速タイ33秒6の末脚で、2番手から抜け出していたコスモフィレンツェ(和田竜二騎手)に3/4馬身差をつけた。
松若風馬騎手は「まだゆるさが残っているけど、本当にいい性格で、道中はいい意味で遊びがありました。ゴーサインを出せばすぐに反応すると思ったので、変に触らず直線にかけました。本当にいい伸びでした」と高評価。牧田調教師は「(高杉騎手からの)乗り替わりがあったが癖を伝えて、しっかり乗ってくれた。まだゆるいのでどうかと思ったけど、初戦からこの競馬をしてくれたから楽しみ」とさらなる活躍に期待を込めた。次走は未定。