【中山５Ｒ・２歳新馬】フロレセールが余力十分に逃走Ｖ　ルメール騎手「ずっと物見しながら冷静に走った」
デビューVを飾ったフロレセール（カメラ・荒牧　徹） 画像（1枚）

　９月２１日の中山５Ｒ・２歳新馬（芝２０００メートル＝１０頭立て）は、先手を奪ったフロレセール（牝２歳、美浦・辻哲英厩舎、父レイデオロ）が１番人気に応えて逃げ切った。叔母には０８年のスプリンターズＳを制したスリープレスナイトがいる。

勝ち時計は２分３秒２（良）。

　スタンド前で先頭に立って１コーナーに飛び込むと、ゆったりとしたペースを刻み直線へ。力強く中山の坂を駆け上がると最後まで余力たっぷりに３馬身差をつけた。「スタートが良かったからマイペースで逃げ切った。ずっと物見しながら冷静に走って、最後はだんだんとペースアップしてくれた。もう少し長い距離でも大丈夫。いい感じ」とクリストフ・ルメール騎手。見た目以上に余裕がある初陣Ｖとなった。

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