◆世界陸上 最終日(21日、国立競技場)

 今大会の大トリとなる男子400メートルリレー決勝で、小池祐貴(住友電工)、柳田大輝(東洋大)、桐生祥秀(日本生命)、鵜沢飛羽(とわ、JAL)の日本は38秒35で6位に入り、3大会ぶりのメダルを逃した。

 五輪は08年北京大会、16年リオ大会で銀メダルを手にし、世界陸上でも17年ロンドン大会、19年ドーハ大会で銅メダルを獲得とお家芸とまで言われたが、その後は21年東京五輪決勝でバトンがつながらず、22年オレゴン世界陸上は予選で失格、23年ブダペスト世界陸上、昨年のパリ五輪は共に5位入賞と表彰台から遠ざかっていた。

 桐生はレース後、右足がつっていたことを明かし、「( 区間の)タイムも遅かったですし、僕の責任。サブメンバーもたくさんいる中で、決勝は桐生で行くと言ってもらった。期待に応えられなかった。なんてしゃべっていいかわからない」と話した。

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