◆ベルリン・マラソン(21日)

 ドイツでベルリンマラソンが21日行われ、日本からは昨夏のパリ五輪6位入賞の赤崎暁(九電工)や、日本記録保持者・鈴木健吾(富士通)らが出場している。

 先頭を走るS・サウェ(ケニア)は1時間16秒の世界記録ペースで折り返した。

日本選手トップは赤崎で1時間2分59秒で中間地点を通過。このペースで推移すると、2時間6分を切れるかどうかのペースとなる。続いて1時間2分59秒で日本記録保持者の鈴木と浦野雄平(富士通)が通過した。

 28年ロサンゼルス五輪マラソン日本代表選出では新たに「ファストパス」が設けられ、27年3月までに指定大会で男子は2時間3分59秒、女子は2時間16分59秒を突破した最上位選手は、同年秋に開催される日本代表選考レース(MGC)を待たずに内定する。ベルリンマラソンはコース全体でアップダウンが少なく、高速レースが期待されることから日本記録の更新も期待される。

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