大相撲秋場所8日目(21日・両国国技館)

 大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、小結・高安(田子ノ浦)に下手投げで敗れ、3敗目となった。過去5勝6敗の相手に、右四つとなり、上手が取れずに出ていったが、残されると逆転の投げを食った。

 今場所好調だった琴桜が前日に続き、連敗となった。前日は、西前頭2枚目・王鵬(大嶽)の突き押しに耐えきれず、引いたところで呼び込んでしまった。今年初場所で5勝10敗と負け越し、その後3場所も、8勝7敗で本来の相撲が取れていなかったが、今場所は復調気配を見せていた。この日の黒星で、ずるずる後退するのだけは避けたいところだ。

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