◆自動車レース▼スーパーGT第6戦「SUGO GT300km RACE」第2日(21日、宮城スポーツランドSUGO=1周3・586キロ)
第6戦の決勝が行われ、GT500クラスはコンドーレーシングの「リアライズコーポレーション ADVAN Z」(松田次生、名取鉄平組)が初優勝を飾った。
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最終ラップでの決着となった劇的Vに、近藤真彦監督は「俺、もってるね(笑)」と笑顔を浮かべ、ドライバーやチーム関係者に感謝を示した上で「もう泣きたい。
5番手からスタートし、序盤から松田が攻め、一気にトップに浮上。一時は2位に後退したが、クラッシュ発生に伴う約1時間の中断からの再開後は名取がサードとデッドヒートを繰り広げ、後続も迫る中、最終ラップで勝負を決めた。
自身通算25勝目をつかんだ松田は「近藤監督に1勝をささげられてうれしい」と“マッチ監督”に感謝のコメント。名取は「守るんじゃなくて攻めないと、ドライバーとして終わっちゃうなと思って。結果につながってよかった」と満足げに振り返った。