◆世界陸上 最終日(21日、国立競技場)

 男子1600メートルリレー決勝が行われ、ボツワナが優勝した。

 レースが始まろうとしていた国立競技場が、大雨に包まれた。

強い雨が降る中、コースに並ぶ選手たちに冷たい雨が降り注いだが、競技は続行。歓声の中、ボツワナが米国、南アフリカとの競り合いを制し、2分57秒76のトップでゴールした。

 ◆ボツワナ共和国 外務省のホームページによると、アフリカ南部に位置するボツワナは日本の約1・5倍、56・7万平方キロメートルの面積に252万人が住む。首都はハボローネで、ツワナ族が79%を占め、英語とツワナ語が公用語。イギリス保護領から1966年に独立した。主要産業はダイヤモンド、銅、石炭、牛、羊、こうりゃん、メイズなど。昨夏のパリ五輪の男子200メートルで、今回2走を務めたレツィレ・テボゴが同国史上初の五輪金メダルを獲得した際は、大統領が翌日の午後を“祝日”として認定した。

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