◆世界陸上 最終日(21日、国立競技場)
男子400メートルリレー決勝が行われ、小池祐貴(住友電工)、柳田大輝(東洋大)、桐生祥秀(日本生命)、鵜沢飛羽(とわ、JAL)で臨んだ日本は、38秒35の6位で2大会連続の入賞。3大会ぶりのメダル奪還は逃した。
20日の予選からメンバーは変更せずに挑んだが、表彰台には届かなかった。信岡沙希重コーチは「日本記録を出してメダルを目標にしていたので結果は悔しいし、残念な部分はありますけど、しっかり入賞という結果を残せたことは選手が頑張った結果かなと思う。強いチームは(予選から)上げていきますので、ここでの力を発揮することが出来なかったというのは今の力かなと真摯(しんし)に受け止めています。100メートルで準決勝の進出者がいなかったというところの力不足はあったと思います。一方で、すごく層が厚くなったのは前進だと思います。層が厚くなって代表になるのも大変といったところが選考会での選手の難しさだったり、前進しているがゆえのまた一つの壁がきたかなと思います。その中でたくましくなって、上がっていくことを期待したいと思います」と選手のさらなる成長を期待した。