◆世界陸上 最終日(21日、国立競技場)

 東京で34年ぶりに開催された世界陸上が閉幕した。9日間で49種目が行われ、個人では女子短距離のメリッサ・ジェファーソンウッデン(米国)が3つの金メダルを獲得した。

大会2日目に行われた100メートルを10秒61の大会記録で制すと、200メートルでは21秒68の今季世界最高タイムをマーク。女子短距離12年ぶりの2冠に輝いた。

 最終日に行われた女子400メートルリレーでは1走を務めトップでバントを渡す、貫禄の走り。ゴール後は今大会限りでの引退を示唆しているシェリーアン・フレイザープライス(ジャマイカ)と抱き合った。

 男子では同じく米国短距離のエース、ノア・ライルズが3つのメダルを獲得。100メートルは3位に終わったが、200メートルは19秒52で大会4連覇を達成。最終日の400メートルリレーではアンカーを務め、スタート前、日本チームが大人気漫画「ワンピース」の主人公、ルフィーのポーズをとるのを笑顔で見守る余裕をみせながらも、トップでゴールテープを切った。

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