◆世界陸上 最終日(21日、国立競技場)
東京で34年ぶりに開催された大会は9日間で49種目が行われ、生まれた世界記録は男子棒高跳びのアルマント・デュプランティス(スウェーデン)の1つだった。今大会は個人種目金メダリストに7万ドル(約1029万円)が贈られ、世界新記録を樹立した選手やチームには別途10万ドル(約1470万円)のボーナスが設定されていた。
大会3日目に登場したデュプランティスは、6メートル15センチを1発で決めて金メダルを確定させると、バーを一気に6メートル30センチまで上げた。自身の持つ世界記録を1センチ上回る挑戦は、バーに体が触れながらもクリア。14度目の世界新で国立競技場を熱狂させた。